ドキュメントで確認する、SAStruts 1.0.4-rc1
SAStruts 1.0.4-rc1が出ました。
ドキュメントを参考に、どんな機能か確認です。
[SASTRUTS-87] - @Executeでredirectの指定をできるようにしました
http://sastruts.seasar.org/annotationReference.html#Execute
これは、地味だけどほしかった機能です。
遷移先にリダイレクトで遷移するかどうかを指定します。デフォルトはfalseで、リダイレクトはしません。
[SASTRUTS-86] - s:linkタグを追加しました
http://sastruts.seasar.org/featureReference.html#JSP
のweb.xmlのあたり。
SAStrutsには、Strutsのhtml:linkを継承したs:linkが用意されています。 href属性を設定するときに、コンテキストルートを自動的に補完させる場合に使います。パスを/ではじめた場合は、コンテキストルートからみたパスになります。パスが/ではじまっていない場合は、JSPからみたパスになります。
f:urlのタグ版ですね。html:linkはよく使ったので、タグのほうが違和感が少ないです。
[SASTRUTS-88] - 値を表示用のラベルに変換するf:labelを追加しました
http://sastruts.seasar.org/featureReference.html#JSP
任意のオブジェクトの値を読みやすい文字列で表示するには、 f:label(value, dataList, valueName, labelName)を使います。 valueは、任意のオブジェクトの値です。 dataListはJavaBeansかMap
のリストで、どのオブジェクトの値をどの文字列に変換するのかを指定します。 valueNameはvalue用のプロパティ名(Mapの場合はキー名)、 labelNameはlabel用のプロパティ名(Mapの場合はキー名)です。
今回も使える変更です。すばらしい。